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301リダイレクトが使えない場合「meta refresh」「canonical」

   

怒濤の案件が一段落。久しぶりに更新します。

現在「301リダイレクト」が容易に設定できない環境下のサイトを扱っているため、「meta refresh」と「canonical」を使用しよーっと、と思ったのですが…

果たして、「meta refresh」と「canonical」は同時使用していいのか?と疑問に思ったので、調べました。

 

「canonical」について

まずは、「canonical」について詳しく。下記サイト様がとっても参考になりました。特に、4と5と6。

URL正規化タグ「rel=”canonical”」に関する12のよくある質問と答(実践者向け)

4 不完全重複ページにrel=”canonical”を使うべきか?

A → 一般に「rel=”canonical”」は、内容がまったく同じかほとんど同じ場合に使うのがベストだと思う。

5 正規のページで「rel=”canonical”」を使ってもいいか?

A → 言い換えるなら、参照される側の正規ページに「rel=”canonical”」タグを追加して、そのページ自身を指定してもいいかという質問だ。実際のところ、そうしても問題はないが、する必要もない。

6 サイトの全ページに「rel=”canonical”」を記述してもいいか?

A → 心配なのは、「rel=”canonical”」を多用すると、検索エンジンがこれらのタグを軽視するようになり、さらには無視するようになる可能性さえあることだが、実際にそうなっている明確な証拠はない。

…ということは、コンテンツを「urlを移転しました。」っていうものに変えたら、内容が違っちゃうから「canonical」は使わない方がいいってこと…ですよね。あと、なんでもかんでも「rel=”canonical”」を付けたらいいってことじゃないと…

むしろ、必要なところ以外はつけない方がよさそうですね。

「canonical」を実際に使うなら、下記サイト様がとっても参考になります。
(カノニカルタグ)の使い方
サイト公開するなら、最低限canonicalタグを使いこなせ!
2個目のサイト様の記事、”実は「canonicalタグ」の設置場所も重要だった”の内容は目から鱗!

以下に抜粋させていただきます。

でも、仮に正しい記載がされていても、
Googleがrel=canonical を無視する
ケースがあるのです。

GoogleのMatt Cutts氏が、ページに設置した
rel=canonical の記述に Google が従わない
4つのケースについて解説したサイトがあります。
(原文は英語です。興味のある方は適宜翻訳して読んでみてください)
A rel=canonical corner case

<内容の抜粋>

○canonicalで設定したリンク先が存在しない場合
○ページに不正な rel=canonical が埋め込まれたと判断される場合
○head外に記載されている場合(悪意の第三者に改ざんされる可能性がある)
○head内の記述がおかしい場合。

加えて、もし確実性を求めるなら rel=canonical はheadの最初の
1行目に入れることを推奨しています。

<原文>
If you really want to be safe, you can make sure that the rel=canonical is the first or one of the first things in the HEAD section .

要は、正しい記述をしていても読み込まれ
ないことがあるということ。

できることなら内の上のほう (1行目がベスト)に記載してくださいね。

「meta refresh」について

meta refresh 0秒だと検索エンジンにインデックスされない
meta refreshを0に設定すると、リダイレクトはされるものの、新URLが検索エンジンにインデックスされないということを確認しました。こうしたことからも、meta refreshでリダイレクトを行う場合には、0秒ではなく、最低でも1秒以上の秒数を指定する必要があることが確認できました。

こちらのサイト様では、実体験により「meta refresh 0」がダメなことを実証されています。でもなー、「サイトが移転しました。何秒後に自動的に移動します。」的なページを見せたくないんだよなぁ〜。
でも、スパム扱いされちゃったら絶対ダメだし。。。んーーーーー。

 

 「canonical」と「meta refresh」を併用

サイト(ブログ)のお引っ越し(移転)は301リダイレクトを。出来ない場合は、メタリフレッシュ(meta refresh)とrel=”canonical”を!

こちらのサイト様では、「canonical」と「meta refresh」を併用された実体験が書かれています。
「canonical」のみでは効果がなかったサイトが「meta refresh」を使用することで、検索に効果が!!
こちらでは、「meta refresh 0」を使用されていますよ。(非推奨だと注意がありますが…)

 

結果「meta refresh」を採用

301リダイレクトができない場合のmeta refreshによるリダイレクトの仕方

こちらのサイト様の状況が、今の私の状況に一番近い!さらに移転後、とってもスムーズに検索結果に新しいサイトが表れている!!

ということで、この方法を採用させていただきます。

方法:

①「サイトが移転しました。何秒後に自動的に移動します。」的な内容に、旧ページのコンテンツを変更。

②「meta refresh」3秒を採用。(1秒じゃ、何が何だかわからない。でも5秒も見せたくない…)

③「canonical」は使用しない。(コンテンツを残すなら、必要ですね)

今回は、特殊な環境下なのでこの方法を選びましたが、やっぱり301リダイレクトを使用できるんであれば、それがベストなんですけどね。

301リダイレクトについて下記のサイト様が参考になりますよ。

301リダイレクトについて、必要性と設定手順をまとめてみた

 

 - html, WEB

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