After Effects と Premiere Pro の違い(YouTube作成にはどちらが適している?)
After Effects
After Effects は、素材となるクリップや画像、テキストなどを上下の階層に 「重ねる」 作業に適したアプリケーション。
映像を加工したり、白紙の状態から映像を作り出すことができるソフトウェア。
短いカットや複雑で細かい設定が必要なムービーを作成する場合に使用。
Premiere Pro
Premiere Pro は、クリップを時間軸に沿って 「並べる」 作業に適したアプリケーション。
素材となるムービーのパーツを時間軸に並べて編集するためのソフトウェア。
いくつものカットをつないだり、簡単なテロップを入れたり、比較的長めであまり複雑ではないムービーを作成する場合に使用。
After Effects と Premiere Pro の違い
After Effects は、クリップや画像、テキストなどのアイテムを、タイムライン上で重ねてムービーを作成。アイテムにエフェクトなどの特殊効果をつけたり、アニメーションの設定をすることができる。
Premiere Pro は、After Effects などで作成した短いムービーのパーツをつなぎ合わせて、ひとつの長いムービーを作成できる。パーツを時間軸上につなぎ合わせながらエフェクトなどの特殊効果をつけてムービーを仕上げる。また、DVD や DV テープなどに出力するためのオーサリング機能が豊富に用意されている。
つまり、「After Effectsで短いパーツを作り、それらのパーツと他の素材(ムービー等)をPremiere Proでつなぎ合わせて、長いムービーに仕上げる」ということ。
Q: YouTubeで簡単な動画を作成するには、どちらが適している?
A: Premiere Proだと思います。
After Effectsで3分程度の動画を作ろうと思ったら、めっちゃ重くってやたら時間がかかりました。何か凝ったエフェクトのある部分だけをAfter Effectsで作成し、Premiere Proでつなぎ合わせるのがベストでしょう。