【目指せ!初級ウェブ解析士】毎日コツコツ③ ウェブ解析とは何か
ウェブ解析は企業における会計のようなもの
企業 = 利益を測るために会計を行う。
ウェブ解析士 = 事業の成果を上げるためにウェブ解析を行う
ウェブ解析で利用するデータの種類
アクセス解析のデータはウェブ解析において中心的な役割を果たすもの。
しかし、
ウェブ解析=アクセス解析ではない!
ウェブ解析はアクセス解析にとどまらず、以下のデータも活用範囲に含めます。
- ユーザビリティテストの結果
- 視聴率調査やキーワード分析の結果
- ユーザアンケートの結果
- ウェブマーケティング用のツールやデータ(キーワードツールなど)
場合によっては以下のようなデータも活用します。
- 企業の売上高やコスト推移
- 各部署のコストや販促データ
- 人工統計やマーケットデータなどの統計データ
ウェブ解析は事業の目的を達成するためにあらゆるデータを活用します。ただし、製造やロジスティックに関わるデータを取り扱うことは、極めてまれです。
ウェブ解析では「顧客の行動を中心に取り扱う」ということを覚えておきましょう。
データに基づく力を正しく使う
集計結果だけでなく、なるべくコメントをつけるようにすること。
コメントをつけることにより…
- 関係者の理解度が高まる
- ウェブ解析士としてのスキルアップに役立つ
【報告時の注意点】
報告するレポートを作成する際には、「仮説検証」、「原因分析」、「対策立案」をデータに基づき、しっかりと記載しておくこと!
a: 仮説検証
b: 原因分析
c: 対策立案
例)
a: このようにアクセスが増えたのは先月の○○という仮説のとおり、
b: △△が原因と考えられます。
c: 従って次は□□ を実施してみましょう。