【目指せ!初級ウェブ解析士】毎日コツコツ⑤ ウェブ解析士の業務
ウェブ解析士に必要なマインドセット
● 徹底した顧客志向
さまざまなユーザーにーのさまざまなニーズを引き出し、顧客が組織に求めるサービスや商品、ウェブのありかたについて、積極的な提案がもとめられます。
● 定量的に論理的に説明できること、データから定性的な推察ができること
顧客がウェブサイトを見ているときにどのような感情や感想を持っているのか、想像力と推察力をもって仮説を立てる事を学んでください。
● PDCAを繰り返し成果を得ること
1) Plan(計画)
従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
2) Do(実施・実行)
計画に沿って業務を行う
3) Check(点検・評価)
業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
4) Action(処置・改善)
実施が計画的に沿っていない部分を調べて処置する
まずは短期間で小規模なPDCAサイクルを回し、次第に大規模かつ長期間にわたるPDCAサイクルを繰り返す!
● ファシリテーション能力も必要
ファシリテーションとは?
会議やミーティングなどの場で
- 発言や参加を促す
- 話の流れを整理する
- 参加者の認識の一致を確認する
等の行為です。
● 自ら顧客行動から組織の行動を生み出す
まず最初は自らできる範囲でPDCAを回してみる
↓
共感する関係者が生まれる
↓
組織が行動する
ウェブ解析士の業務
● ウェブ解析レポート作成
ウェブ解析士の業務は、3つに分かれます。
1) ウェブ解析データの集計
- グラフ化するなどの解りやすい表現を意識する
- 事業の把握→成果にこだわる
- 社内関係部署に気を配る(彼らの経験を聞き、自分の経験を理解してもらう)
- 数字のチェックを十分に行う
2) ウェブ解析レポートへのコメント
- コメントはデータから考えられる問題点や改善ポイント、改善策を具体的に書くこと。
- データやグラフから、次に実施するべき行動の仮説を立て、提案できるようにすること
- 実現可能な提案になるようにすること
- 提案する範囲はウェブだけではなく、事業全体について考えること。
3) ウェブ解析に関するミーティングのファシリテーション
- 費用面や時間的に可能であれば、ミーティングを実施すること
- ウェブに日頃関わりの浅い方が参加する場合、彼らがわかりやすい説明をすること
● ミーティングの準備・計画
- 報告レポートはミーティング前に関係者に配布
- 事前にアジェンダ(議題)を作成
- アジェンダには今回議論する項目と、予定している各議題の時間配分を記載
● ミーティング運営の注意点
- 幅広く意見を求める(発言を誘導する)
- 決定事項について担当者と行動計画、納期を必ず決める
- アイデアを実証するための仮説を立て、実施した結果から結論を出す
ウェブ解析士行動規範
ウェブ解析士は
● 消費者つまりユーザーがより良い製品・サービスを享受する
● 企業が収益を上げる
● 自らの仕事が増える
その循環を創ります。それが産業を活性化し、人々を幸せにすることができると信じるからです。
- 事業の成果を上げ、産業を復興します
- 顧客主義を貫き、行動します
- あらゆるデータと真摯に向き合います
- 誰もが機会を得る為、実務と教育を両立します
- 顧客情報の保護と実務経験の共有を両立します